1、コンパクトな収納袋に秘められた実力
収納袋に入ったこの製品は、長さは60㎝くらい、直径は15㎝くらいと 非常にコンパクトです。 重さは2.4kgと軽量です。そして、星条旗と、その裏に「Kermit Chair」と考案者の名前が入ったタグが付けられています。
私は、5年くらいアウトドアから遠ざかっている時代がありました。責任の重い立場で時間的な余裕もなくなっていた時期でした。それでも、たまには息抜きにアウトドアショップの秀岳荘に立ち寄ることがありました。そんなときに、白石店1階に入って右側のとても目立つ位置に、この椅子がいろいろな色の座面で10脚くらい並んでいるのを目にしました。ホワイトオークとアルミを巧みに組み合わせた部品の繊細さ、曲木による張りで強度を確保する巧みな構造、ぬめっと分厚いヨットのような塗装、何より全体の雰囲気が醸し出す工芸品的な美しさに魅了されました。
会員割引を使うとおよそ3万円。キャンプ用の椅子としては破格の価格でしたが、手作りの工芸品と考えると別の意味で破格の価格です。すぐに手に入れました。家の中でインテリアとして腰を下ろすだけで、幸せなくつろぎが感じられる品でした。
キャンプを再開して外に持ち出すと、 独特な座面の低さが他の道具と違和感のあることに気づきました。ロースタイルという新しいキャンプスタイルの椅子だということがわかりました。地面との距離が近く、自然とのなんとも言えない距離感を堪能することができる魅力があります。
2、カーミットチェアの魅力を動画で紹介
このカーミット手チェアの魅力を動画で紹介してみました。
別のページ「キャンプ道具DIY>カーミット風チェア」に、「オリジナルに秘められた魅力を探るためにカーミット風チェアを自作」という動画を載せています。