スノーピークのフィールドクッカー
山に登っていたころに使っていた炊事用の鍋は、食器兼用で軽さが取り柄ですぐにベコベコになるエバニュー製アルミコッヘルっでした。カヌーをはじめてからも、しばらくはそのまま使っていましたが、やがて、スタート・ゴール地点のキャンプ場でくつろぐ習慣ができてくると、椅子(最初はガタパウトチェアが大流行)に座り、オートキャンプ用の道具を使うようになってきました。
コレールを使うようになった時期に、入手したのが「スノーピークのクッカーセット」でした。さすが新潟三条の金物会社の製品だけあり、ステンレスでしっかりした強度がありながら軽量でもある優れた商品でした。炭火との相性がとても良く、キャンプ料理を楽しむことができるようになりました。
30年以上たった今も、鍋はひずむことなく、輝きもそのままです。
その後、国内最高といっていいアウトドアメーカーに発展したスノーピークは、創業時から変わらぬ金属加工の真摯な技術を土台としてきたのかと、改めて感じているところです。
写真4枚目は、スノーピークのチタンダブルウォール・ぐい呑みの「雪峰」です。キャンプ用ぐい呑みの最高峰(そんなジャンルがあるのか?)です。欠点はこれで飲むとお酒が美味しすぎてついつい飲みすぎてしまうことです。
(すごく褒めていながら、クッカーとぐい呑み以外で同社製品はタープ用の鍛造ペグを6本買っただけですが)