手軽にできるキャンプ用具DIY

 必要なキャンプ道具を、思いついたときにさっと作るのは楽しいものです。
 「道具がないからできないよ」と、あきらめないでください。公的な施設で、木工機械や電動工具を使わせてくれるところは 少なくありません。相談すると親切にアドバイスしてもらえます。
 札幌近郊なら次の2つの施設がおすすめです。
  ・札幌芸術の森・木工房
  ・道民の森キャンプ場 (月形地区) 木工芸館

 特に、「道民の森月形・木工芸館」は、キャンプ場内に併設されている施設なので、キャンパーには特におすすめです。キャンプのついでに利用すると、一石二鳥で楽しいですよ。

まな板

 実用的には四角いままで何の問題もありませんが、雑誌やこんな本を参考に簡単なデザインに切り出すと、雰囲気がとても良くなりますよ。形を切り出す工具は、小学校で3年生から使う「電動糸鋸」だけです。

斧のブレードカバー

 買った斧のブレードカバーがビニールパイプのような簡便な物だったので、木で作りました。3枚の板をそれなりの形に切って張り合わせ、穴を空けて革ひもを通すと、簡単にできるはずです。これは、ハードメープル材で、紐ではなくネジで固定しています。斧を安全に持ち運ぶことができるようになりました。

ランタンホルダー

 ローベンスのセンターポールは太すぎて、市販されている金属のランタンホルダーは使えません。キャンプ道具DIYの本を見ていて見つけたアイデアをもらって作りました。
 これもハードメープルで、ポールと接する部分に木目を交差させる板を入れて実質的に「合板」にしているので、「手軽」とはいえないかもしれません。最初から合板で作れば簡単です。

ペーパーホルダー

 木で作るばかりがDIYではありません。
 100円ショップのダイソーで買った上部に針金が入った円筒状の袋に目打ちで穴を空けてから紐を通して、トイレットペーパーホルダーを作りました。これと同じ機能のアウトドアメーカー品は、1000円以上しています。