手が届く場所に常備したい携帯用消火器
実は、冬キャンプをはじめてから1件の事故を目撃してしまいました。 薪ストーブの煙突からテントに火が移り、テントが燃えてしまったのです。
昼間、雪だるまやかまくらをお子さんと作って仲良くキャンプを楽しんでいたご家族でした。どなたにもケガがなかったのが、不幸中の幸いでしたが、楽しい思いが一瞬にして暗転してしまうことが現実に起こるということを、再認識させられる事故でした。
冬キャンプ最大のリスクは、テント内で使用する火器といえます。一酸化炭素中毒だけでなく、実は火災の事故も数多く報告されています。
ストーブとテントの断熱は別のページで述べますが、火災の対策として消火器を常備することは必須です。キャンプではテントの延焼を防ぐことが最大の目的なので、 一定の効果が期待できる カートリッジ式の携帯用消火器を用意しましょう。何より大事なことは、すぐに手が届く場所にセッティングしておくことです。 私は、簡易カラビナを消火器につけて、常にワンポールテントのセンターポールにぶら下げています。